2019年と2020年の仕入金額や在庫数など、各データを見比べて考えてみようか
確定申告を通じてさまざまなデータを整理したのですが、せっかくなのでその情報でブログを1本書くことにしました。
下の画像は2019年と2020年の仕入金額データです。

ちなみに「◆備考」の文章が途中で切れてますが、その全文は下記の通り。
仕入金額 - 本・CD・DVD・ゲーム・ホビーその他仕入商品の金額を合計したもの。
こういうデータって普通、あんま表にしないものじゃね?
と思われる方がいらっしゃるかもですが。
ぶっちゃけ私は当ブログの「収益報告」で、各月の仕入金額をオープンにしてるので、図の数字はその気になれば誰でも出せます。
では本題。
まずは仕入金額について。
2019年度の仕入金額の合計が10,321,485円。2020年度は7,361,190円。
つまり2020年の仕入金額総額は、2019年の7割程度です。
これはコロナの影響が大きいかと。
私は実店舗での仕入が主なのですが、2020年は外出を控えていた時期もあり、仕入回数が減少。
特に私の愛する遠征については、ご時世に配慮してぐっと自粛しました。
一週間を超える遠征はゼロだったと思います。せつない==)
だが巣ごもり需要によって、2020年の売れ行きは上昇。
仕入金額は3割減なのに注文数は微増となりました。
amazonでの注文数は2019年が7899、そして2020年は8009。
仕入金額=仕入数ではないものの、この両年で特に仕入の方針は変更しておらず、実際の仕入数もおおむね3割減として問題ないかと。
次のデータも間接的にそれを示してます。
そのデータとは平均出品数。
年末におけるamazonの出品数を比べてみました。
2019年年末(2019.12.31時点)の出品数は3182。
だけど2020年年末では2092。
千以上も出品数が減っています。
つまり仕入数は減ったけど、よく売れた、なので在庫が減った。
2020年の藤川事務所で起きたのはそういうことかと。
これらをまとめると。
2020年は収益性が高く、キャッシュは増加。
だけど在庫という資産は大きく減少した。
とも言えるのかと。
と思っていたのですが、年間の売上を比べると、2020年の売上は2019年より約2割減ってるんですよねー。
amazonのビジネスレポートは2年前までの分しか見ることができず、2019年度の1月2月分の売上が不明なので確実ではないのですが、3月以降の売上のみで2020年全体の売上を上回っていました。
この情報を換算すると、在庫の減少は売れゆきの増加だけではないのかも、と考えられます。
そういえば仕入できなくてヒマな時期、在庫の見直しをして売れなさそうな在庫はバンバン処分しました。
あれの影響が思ったより大きいのかも。
データを通じて見えてくるものがあります。
上記のデータの大半は、amazonのビジネスレポートから得たものです。
普段はあまり使わない機能ですが、折を見て活用するのもいいかも♪
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■追記
再度amazonのビジネスレポートをチェックしてみたのですが。
平均売価は2019年が3429、2020年が3342。微差。
おかしいなと売上を再度チェックしたら、2020年の売上が増えてました。なぜ?
平均売価と注文数を見る限りでは、年における売上の差は1割以内に収まるはずなのですが、再計算しても1割以上ありそうな数字に。
うーん、わからん==)
■再追記
どうも2020年の注文数、および2019年の注文商品売上の数字が違っていたようです。
2020年の注文数は8009ではなく7428。
2019年の注文商品売上は、3/2-12/31日分の合計が22,741,369、一方で2020年全体の売上が24,976,648。
違っていた原因ですが、データの表示を日別から月別に変更したのが原因のもよう。
なぜか1年分+翌年1月のデータが表示されていました。なんでやねん==)