まいど。所長です。
本日、ゆうパックの料金改定の件で、郵便局の営業担当と約30分電話で話し合いました。
まあ話し合いというか、見積価格の再考を私があの手この手で訴えて、相手は頭を下げつつも却下する、その繰り返しだったのですが。
結局、私の望みはかなわず、再見積もりとはなりませんでした。
ウチの事務所に対し、ゆうパックの料金値上げを言ってきたのは、確か今年の2月だったと思います。値上の話自体は、去年の時点でそれらしい噂を聞いていました。
が、届いてきた見積もりをみてビックリ。
ウチがメインで使っている、120-140サイズのゆうパック料金が、3倍前後に値上がりしていたのです。
ちなみに私は2012年に郵便局とゆうパックの特約契約を結び、2014年に一度料金の見直し(値上)を経験してます。
その時の値上金額は数十円、割合にして数パーセント。
それが今回の料金改定では、一挙に300パーセントの値上。
驚くというか、正気か?と思いました。
具体的な金額を示すと。
それまでのゆうパック料金は、120サイズ、140サイズとも500円前後でした。
新たな見積もりでは120サイズで
約1400円、140サイズで
約1600円。
さらに年間の差出個数(ノルマ的なもの)も、それまでは200個だったのが500個に。2.5倍。
さらにさらに、これまでの重量規定が30kg以内だったのに対し、今後は25kg以内。
25kg超30kg以内でもゆうパックで送ることはできるものの、その場合は「重量ゆうパック」という扱いになり、料金は軒並み500円ほど普通のゆうパックより高くなります。
つまり。
料金値上げします。でも個数も増やしてください。1箱の重さも今までより軽くしてくださいね?と先方さんは、全てにおいて日本郵便サイドに有利な条件の改定となるような見積もりを作ってきちゃいました。
そんなもん受け入れられるか!Σ(゚Д゚)と一旦は跳ね除け、再見積もりを持ってくるという話にすることに成功したのですが。
が、2月が終わり、3月も音沙汰ナシ。
もう諦めたのかな?と思っていた4月、郵便局の別の営業からTEL。
何でも前任の者が退職したので、引き継いで話をしたいとのこと。
ウチはそのままの料金でいいんだけどねえ?==)
仕方ないので、前任の人にした話を繰り返すことに。
強調したのは、ウチは120・140サイズの発送物がメインなので、そのサイズの料金について勉強してほしい。
そう伝えると、それは難しい、大きいサイズの料金の値上は既定路線だという答えが返ってきました。
なるほど。ではその中でも目一杯の見積もりを、と依頼。
んで、GW前に届けます、と言っていた見積もりは、先週末にようやく到着。
パラリ。
内容は料金面で200円前後安くなっているものの、それでも250%以上の増。
個数も重量制限も先の見積もり通り。
「重量ゆうパック」の料金に関しては、先と全く一緒。
おいおい、マジかよ?
が、宅配業界の情報を集めたり、ヤマトや佐川に実際に見積もり依頼をしてみたりしたところ。
どうにもこちらの分が悪いことがわかりました。
エゲツないまでの値上後のゆうパックの料金を、くぐれるところがない。
それどころか、新規の集荷契約を結ぶことさえ拒むところもある始末。
基本的に新規の契約は、まず正規料金でというお話に。
うん。
コレ、業界内部で話ができあがってるね。交渉において、こちらのカードは少ない。
なので
ガソリンや平均給料の上り幅と今回の値上げ率との乖離、商売を営むものとしての打撃、これまでの契約における当方の過失のなさ。
それらを前面に訴えていったのですが。
いや、相手もタフ・ネゴシエーターでしたね。
話は聞くけど条件は譲らない、譲ることができない、そもそも条件を提示する権限が私にない。
そういった返答を、人間味のある対応で行ってくれちゃったので。
まあ、こっちもやりにくいったら。
つけいるスキが見つけられなかった。未熟。
てなわけで。
藤川事務所はゆうパック1個あたり、700~900円のコスト増とあいなりました(120-140サイズ)。
正しくは来月6月からそうなります。
去年は約400個、ゆうパックを発送したので、そのまま当てはめると半年で約16万円のコスト増。
重量制限も5kg厳しくなったので、実質的にはより厳しい数字になるのでしょう。
やれやれ。
そろそろ、物販以外の稼ぎ口を、本気で模索しないといけないかな。
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